「化血研」自然界最強の毒素を無許可で運搬

運搬先を知られたくなかったのでしょうか？

血液製剤などを不正に製造していたことが問題になっている製薬メーカー「化血研」が、必要な届け出をせずに致死率の高い毒素を運んでいたとして、厚生労働省が２１日、立ち入り検査を行いました。

熊本市にある製薬メーカー「化血研」の本社に厚生労働省の職員が立ち入り検査を行いました。
化血研が２００７年と今年１０月のあわせて４回にわたり、必要な届け出をせずに強い毒性を持つ「ボツリヌス毒素」を運んでいたとして、感染症法に基づき行われたものです。

「ボツリヌス毒素」は致死率が高く、生物兵器テロにも使われる恐れがあるため、運搬には、都道府県の公安委員会への届け出が義務づけられています。

化血研は、４０年あまり前から国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造していたとして、今月３日にも立ち入り検査が行われていました。

製薬メーカーが１か月間に２度も立ち入り検査を受ける異例の事態となっています。


まぁ、生物兵器にも使われる毒素を無許可で運搬するというのは、尋常じゃないことです。

あえて無許可で運搬するということは、「運搬先を知られたくない」ということ。
運搬先は、反社会的組織ではないのかと、心配になってしまいますね。

「化血研」の動向には今後も注意が必要ですね。

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タグ：化血研 反社会的 生物兵器