愛知の社労士 「社員をうつ病にして追放する方法」で懲戒請求

愛知県の社会保険労務士が、自身のブログで「社員をうつ病にして追放する方法」を投稿しました。

「日本労働弁護団」や、「全国過労死を考える家族の会」など６団体が１８日、管轄する厚生労働省に監督責任を果たすように求めました。

弁護士と社労士の計９人は、塩崎厚労相にブログを執筆した社労士の懲戒を請求しました。

この社労士は、１１月２４日付のブログに、質問に答える形で、「上司に逆らう社員をうつ病にして追放する方法を」書きました。



就業規則を変更して上司に逆らうことを禁止したり、「万が一自殺したとしても、うつ病の原因と、死亡の因果関係を否定する証拠を作っておくこと」を提案しました。

ブログは炎上して現在は公開されていないそうです。

この社労士は「モンスター社員を真人間にするためとの思いで書いたが、誤解を与え、申し訳ない」と話しているそうです。


まぁ、今回はこの社労士が逆に追放されるかもしれませんが、企業に助言する企業向けの発言だとしても、うつ病に追い込む方法というのはやりすぎかと思いますね。

もっと、助言するなら企業と社員のお互いが納得出来る提言をした方がいいと思います。

上司に文句をいうことを禁じても、部下に反感を買うでしょうし、何の解決にもなりません。

部下と社員がお互いに気持ちよく働ける環境を作ることを第一に考えるべきだと思います。



それにしても、「凄腕社労士の首切りブログ」とは、なんとも。
問題があればすぐに首というのは問題でしょう。

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